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T.SAF製造技術開発に関する動向とNEDOの取組・展望について
国際航空分野での温暖化対策の一つとして、国際民間航空機関(ICAO)によりSAFの導入拡大に向けた目標設定、制度構築・運用、利用の枠組みが定められ、各国で研究開発や優遇策、規制などの各種施策と連動した商用化が進みつつある。NEDOでは、様々な原料・パスウェイからSAFを生産するサプライチェーンモデルの構築を推進してきた。本講演ではSAFの製造技術開発の動向と展望について紹介する。
1.SAF開発の背景・動向
2.SAF製造・供給の課題と解決の方向性
3.パスウェイ別の開発への期待
4.質疑応答・名刺交換
(矢野 氏)
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11:15 | 12:15
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U.航空業界の気候変動対策とJALグループの取り組み
ICAO(国際民間航空機関)の第41回総会(2022年10月)における2つの重要な決議(CORSIA Baselineの変更/LTAG(Long Term Aspirational Goal))採択後、制度設計フェーズから運用設計フェーズに移ってきたが、課題解決にはSAFの更なる増産/世界規模の普及が不可欠である。2023年10月にCAAF/3(Conference of Aviation Alternate Fuel vol.3)会合により、SAF技術開発・製造/量産・普及のための総合的な戦略が提示された。またこれらと並行して特に「量産・普及」のためには航空分野のみならず社会全体で課題に取り組む必要がある(GHG Protocol及Scope3適用等)。国際航空および日本における取組み状況および方向性について報告する。
1.航空業界の気候変動対策
2.JALグループの取り組み
3.SAFの現状と世界の動き
4.質疑応答・名刺交換
(落合 氏)
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13:20 | 14:20
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V.SAFのサプライチェーン構築に向けた取組
ENEOSでは、原料調達から製造・販売まで一貫したSAFのサプライチェーン構築を目指した取り組みを推進している。自社プラントの運転開始に先立ち実行した、マスバランス方式を活用したSAFの輸入販売や、Book&Claim方式を活用したSAF‐Scope3の販売に関する取り組みについて紹介する。
1.バイオ燃料事業の取り組みおよび事業ロードマップ
2.SAFの輸入販売について
3.環境価値販売について
4.質疑応答・名刺交換
(今朝丸 氏)
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14:35 | 15:35
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W.第二世代バイオエタノールを原料としたSAF生産の社会実装への取組み
世界的規模でカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みが行われているなか、石油などの化石燃料の代替の1つとして、改めてバイオエタノールに注目が集まっている。近年、エタノールがアルコールtoジェット(ATJ)技術により持続可能な航空燃料(SAF)の製造原料となることからである。本講演では、日本における第二世代バイオエタノールおよびSAFの社会実装に向けた取り組みを紹介する。
1.ATJによるSAF製造について
2.原料となるバイオエタノールの国内事情
3.第二世代バイオエタノールを原料とするSAF製造の取組
4.質疑応答・名刺交換
(掛下 氏)
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15:50 | 16:35
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X.SAFの製造技術と木質バイオマス・廃プラスチックの利用(オンライン)
地球温暖化が顕在化する中で、国際航空輸送部門においてGHG削減の手段の一つとしてジェット燃料と同等の化学組成を持つSAF(持続可能な航空燃料)への移行が進められています。本セミナーでは国際航空輸送部門における取組や既存のSAF製造技術の概要を説明した上で、弊社が開発しているレボ方式急速接触熱分解(R-CFP)技術を紹介する。
1.株式会社レボインターナショナルの紹介
2.株式会社レボインターナショナルのSAF製造技術
2.1 低圧水素化による油脂からのSAF製造技術
2.2 REVO方式急速接触熱分解(R-CFP)技術
2.2.1 日本国内における未利用木質バイオマスの動向
2.2.2 日本国内におけるプラスチックの廃棄・再利用に関する動向
2.2.3 REVO方式急速接触熱分解(R-CFP)技術の概要
2.2.4 現状・課題
2.2.5 今後の展望
3.質疑応答・名刺交換(講師からお預かりした名刺と交換させて頂きます。)
(西田 氏)
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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