10:15 | 11:45
|
T.工業炉の水素・アンモニア燃焼技術開発動向と社会実装に向けた課題
国内の工業炉から排出されるCO2排出量は、国内総排出量の約14.5%を占めており、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて工業炉分野での脱炭素化に取り組む意義は大きい。現在当社が取り組んでいる水素・アンモニア燃焼技術を中心に、工業炉の脱炭素化について紹介する。
1.中外炉工業の紹介
2. 工業炉とは
3. カーボンニュートラルについて
4.工業炉の水素燃焼技術について
5.工業炉のアンモニア燃焼技術について
6.グリーンイノベーション基金事業
製造分野における熱プロセスの脱炭素化について
7.工業炉用燃料として水素・アンモニアを社会実装するための課題
8.質疑応答・名刺交換
(仲井 氏)
|
13:00 | 14:00
|
U.水素/アンモニアの発電利用とサプライチェーンで用いられるポンプ
昨今、世界中で脱炭素の機運が高まり、太陽光や風力などの再生可能エネルギーや化石燃料のCCUSによるCO2固定化等、様々な取り組みが検討され普及しつつある。また、エネルギー資源が限定的なわが国では、数年前より水素とアンモニアの発電利用による脱炭素化が検討され、国プロ等による実証計画等も通じて、そこで用いられる様々な機器やシステムの開発が進んでいる。 本セミナーでは重要な流体機械である液体水素昇圧ポンプと液体アンモニア供給ポンプについて紹介する。あわせて、水素発電の燃料となる液体水素のサプライチェーンを支える液体水素流体機械についても紹介する。
1.水素発電・サプライチェーンで用いられるポンプ
(1)液体水素昇圧ポンプ
(2)液体水素インタンクポンプ
2.アンモニア火力発電等で用いられるポンプ
(1)液体アンモニア用サブマージドキャンドモータポンプ
3.質疑応答・名刺交換
(柚原 氏)(橋元 氏)
|
14:20 | 15:20
|
V.アンモニアプラントで用いられるコンプレッサ
従来アンモニアは肥料や工業用途として利用されるが、近年エナジートランジションを背景とする二酸化炭素を排出しないクリ−ンエネルギーとしての活用の検討も進んでおり、今後も新規プラント計画における生産量増加や既存プラントの効率改善の気運も高まっている。三菱重工コンプレッサは長年に亘りアンモニア製造プラント向けのコンプレッサを供給しており、その特長および展望について紹介する。
1.はじめに
2.アンモニアプラントにおけるコンプレッサトレンの構成及び特長
3.既存プラントの更新
4.低・脱炭素化への対応
5.質疑応答・名刺交換
(平間 氏)
|
15:40 | 16:40
|
W.水素パイプラインおよびCO2パイプラインに関する技術動向
水素パイプラインおよびCO2パイプラインに関する技術動向について、実情、天然ガスパイプラインとの違い、技術課題、代表的Code&Standard、国内実装に向けての課題等を概説する。
1.水素パイプライン
(1)水素パイプラインの実情
(2)天然ガスパイプラインとの違い
(3)水素パイプラインの技術課題
(4)水素パイプラインの代表的Code&Standard
(5)水素パイプライン国内実装への課題
2.CO2パイプライン
(1)CO2パイプラインの実情
(2)天然ガスパイプラインとの違い
(3)CO2パイプラインの技術課題
(4)CO2パイプラインの代表的Code&Standard
(5)CO2パイプライン国内実装への課題
3.質疑応答・名刺交換
(田中 氏)
|
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
|