| ●講 師 |
国立大学法人東京大学 大学院新領域創成科学研究科 海洋技術環境学専攻 教授 Ph.D. |
佐藤 徹 氏 会 場 |
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*本テーマ関連のご活動:内閣府総合海洋政策本部 参与
海洋政策学会 理事
環境省CCSモニタリング総合検討会委員
日本CCS調査株式会社 CO2貯留適地調査に係る有識者委員会委員
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| ●講 師 |
電源開発株式会社 技術開発部 茅ヶ崎研究所 特任研究員 |
鳥羽瀬孝臣 氏 会 場 |
| ●講 師 |
千代田化工建設株式会社 ガス・LNGプロセス設計部 部長 |
玉川 淳 氏 会 場 |
| ●講 師 |
株式会社INPEX 低炭素ソリューション事業本部 技術推進ユニット GM |
飯田真司 氏 会 場 |
| ●日 時 |
2025年 12月 17日(水) 10:15〜16:40 |
| ●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。
※アーカイブ受講可能 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
1.受講料は同額となります。
2.開催日より7〜10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
3.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
4.動画の公開期間は公開日より5日間となります。
※一部分ボカシをかけての配信となる可能性がございます。
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| ●受講料 |
◆1日受講 55,000円【1名につき】 (午前と午後で受講者が異なる場合でも可) ◆午前(プログラムT)受講 29,700円【1名につき】 ◆午後(プログラムU〜W)受講 44,000円【1名につき】 ※上記全て、テキスト代、消費税を含む |
| ●主 催 |
(株)技術情報センター |
10:15 | 11:45
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T.海洋におけるCO2貯留の概要と最近の動向・展望 −CO2の貯留とモニタリング−
2024年に経産省は「CCS事業法」を成立させ、試掘・貯留事業許可制度の創設や、貯留事業者に対する規制を明示し、CO2の挙動が安定していれば管理業務をJOGMECに移管できるとした。CO2の挙動の安定の確認には、CO2の地中での挙動を確実にモニタリングする必要があり、また社会的受容性の獲得のためにも、万が一の漏洩に備えて、海中でのモニタリングも重要となる。そこで本講演ではCO2の貯留技術,貯留されたCO2のモニタリング技術,CO2の挙動を予測するシミュレーション技術につき概説する。
1.海域CCSの概要と関連法
(1)CO2海域貯留の概要
(2)ロンドン条約と海洋汚染防止法の概要
(3)CCS事業法の概要
2.海域CCSの課題と展望
(1)貯留キャパシティー
(2)経済性
(3)社会的受容性
(4)規制緩和
3.CO2の貯留方法
(1)海底下帯水層貯留
(2)その他の貯留法
4.CO2のモニタリング技術
(1)CO2の地中モニタリング
(2)CO2の海中モニタリング
5.CO2移動のシミュレーション技術
(1)CO2の地中シミュレーション
(2)CO2の海中シミュレーション
6.質疑応答・名刺交換
(佐藤 氏)
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13:00 | 14:00
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U.CO2ハイドレートを利用した海底下CO2地中貯留
電力の安定供給と2050年カーボンニュートラルを両立して実現するためには、脱炭素火力やネガティブエミッション技術としてCCSが必要と考えられている。CO2地中貯留の方法として、現在世界的に主流となっている「帯水層貯留」に加えて、新たな貯留方法として、日本周辺海域の大水深の低温・高圧環境下で生成可能なCO2ハイドレートを利用した海底下CO2地中貯留(CO2ハイドレート貯留)を提案している。
1.CO2貯留の役割と課題
2.CO2ハイドレート貯留の概念
3.CO2ハイドレートシールの遮蔽性能
4.CO2ハイドレート貯留のコスト
5.質疑応答・名刺交換
(鳥羽瀬 氏)
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14:20 | 15:20
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V.千代田化工建設におけるCCSバリューチェーンでの取組みについて
CCS事業の実現にはCO2の分離回収から輸送・貯留までのバリューチェーン全体を見通した対応が必要です。先進的CCS支援事業を中心にバリューチェーンの各セグメントの検討に幅広く携わる当社の立場から、チェーンの概要や当社の取組み・CCS事業の実現のために解決されるべき主要な課題を紹介します。船舶輸送の案件では液化・輸送に関するランニングコストがハイライトされていますが、この点を液化CO2輸送方式の比較を参考にして説明します。
1.CCSバリューチェーンについて
2.千代田化工建設での取り組み
3.船舶輸送案件について
(1)CO2液化プロセス
(2)液化CO2輸送方式の比較
4.解決されるべき課題と今後
5.質疑応答・名刺交換
(玉川 氏)
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15:40 | 16:40
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W.INPEX 低炭素ソリューション事業の取り組み状況 〜CCS事業を中心に〜
INPEXは本年公表した『INPEX Vision 2035』に基づき、より低炭素なエネルギーの安定供給と、持続可能で地球環境に配慮した『責任あるエネルギー・トランジション』を目指しています。@天然ガス/LNG事業の拡大、ACCS/水素をコアとした低炭素化ソリューションの提供、BINPEX『ならでは』の強みを活かしたエネルギー・資源分野での新たな挑戦、という3つの成長軸を定め、将来の飛躍を現実のものにすべく事業を推進しており、本講演では成長軸Aに関する低炭素ソリューション事業の取り組みのうち、CCS事業を中心に紹介する。
1.INPEX Vision 2035
2.INPEXが取り組む低炭素ソリューション事業
(1)新潟・柏崎水素パーク/実証試験
(2)先進的CCS事業
(3)オーストラリア・ボナパルトCCS事業
(4)新潟・長岡メタネーション/実証試験
3.質疑応答・名刺交換
(飯田 氏)
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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